CodeCraft Lab

Claude Codeの初期設定を最適化する

インストール直後に設定しておくべき項目をチェックリスト形式で解説します

かんたん8分で読了
初期設定セットアップ最適化

はじめに

Claude Codeをインストールしたら、まず何を設定すればいいのか迷いますよね。デフォルトのままでも使えますが、最初にいくつかの設定を済ませておくと、日々の作業効率が大きく変わります。

このレシピでは、インストール直後に設定しておきたい項目を優先度順に解説します。最後にチェックリストも用意しているので、ひとつずつ確認しながら進めてみてください。

手順

テーマと表示設定を調整する

まずは見た目の設定から。ターミナルの背景色に合わせてテーマを選びましょう。/config コマンドを使うと対話的に設定できます。

# 設定画面を開く
/config
 
# 直接値を指定することも可能
/config theme=dark

利用可能なテーマは以下のとおりです。

テーマ用途
autoターミナルの設定に自動追従(デフォルト)
dark / light固定のダーク/ライトテーマ
dark-daltonized / light-daltonized色覚多様性に配慮したテーマ

作業中の出力が見づらい場合は verbose を有効にすると、ツール実行の詳細が表示されて状況を把握しやすくなります。

/config verbose=true

モデルを選択する

Claude Codeでは複数のモデルを切り替えて使えます。タスクの性質に応じて適切なモデルを選ぶことで、コストと品質のバランスを取れます。

モデル特徴向いているタスク
Sonnet高速でバランスが良い日常的なコーディング、リファクタリング、テスト生成
Opus深い推論に強い複雑な設計判断、大規模な調査、アーキテクチャ検討
Haiku最速・低コスト簡単な質問、定型的な変換

設定ファイルでデフォルトモデルを指定できます。

{
  "model": "claude-sonnet-4-6"
}

セッション中にモデルを切り替えたい場合は /model コマンドを使います。

使い分けのコツ

普段の作業はSonnetで十分です。「この設計どう思う?」のような複雑な判断が必要な場面でOpusに切り替えると、コストを抑えつつ品質を確保できます。

権限のallowリストを設定する

Claude Codeはファイル変更やコマンド実行の前に毎回確認を求めてきます。よく使うコマンドを allow リストに登録しておくと、承認の手間を省けます。

プロジェクトの .claude/settings.json に設定を追加しましょう。

{
  "permissions": {
    "allow": [
      "Bash(npm run lint)",
      "Bash(npm run test *)",
      "Bash(npm run build)",
      "Bash(git status)",
      "Bash(git diff *)",
      "Bash(git log *)",
      "Bash(git commit *)"
    ],
    "deny": [
      "Bash(git push --force *)",
      "Bash(rm -rf *)",
      "Read(./.env)",
      "Read(./.env.*)"
    ]
  }
}
denyリストも忘れずに

allow だけでなく deny も一緒に設定しましょう。force pushや環境変数ファイルの読み取りなど、事故の元になる操作は明示的にブロックしておくのが安全です。

セッション中に /permissions コマンドを実行すると、現在の権限設定を一覧で確認できます。

設定ファイルの使い分けを理解する

Claude Codeの設定ファイルは4つのスコープに分かれています。適切な場所に設定を置くことが重要です。

スコープファイル用途
ユーザー設定~/.claude/settings.json全プロジェクト共通の個人設定
プロジェクト設定.claude/settings.jsonチーム共有のプロジェクト設定
ローカル設定.claude/settings.local.json個人のプロジェクト固有設定
Managed設定OS固有の場所組織管理の設定

チームで共有すべき設定(lint・testコマンドの許可など)は .claude/settings.json に、個人的な好み(テーマ、エディタモードなど)は ~/.claude/settings.json に置くのが基本です。

設定ファイルには JSON Schema を追加すると、エディタの補完が効いて便利です。

{
  "$schema": "https://json.schemastore.org/claude-code-settings.json",
  "theme": "dark",
  "model": "claude-sonnet-4-6"
}

その他の推奨設定を適用する

以下の設定も最初に済ませておくと快適です。

拡張思考の有効化: 複雑な問題で深く考えてほしいときに役立ちます。

{
  "alwaysThinkingEnabled": true
}

自動コンパクトの有効化: コンテキストウィンドウが溢れそうになったとき、自動的に要約してくれます。デフォルトで有効ですが、念のため確認しましょう。

{
  "autoCompactEnabled": true
}

自動メモリの有効化: セッション間でClaude Codeが学習した内容を保持します。

{
  "autoMemoryEnabled": true
}

応用テクニック

権限モードの活用

作業スタイルに合わせて権限モードを切り替えると、さらに効率的になります。

  • default: 標準。変更のたびに確認が出る
  • acceptEdits: ファイル編集を自動承認。コーディング作業がスムーズに
  • plan: 読み取り専用モード。コードを変更せず調査だけしたいときに
  • auto: 分類器が安全性を判断して自動承認。慣れてきたら検討を
# セッション中にShift+Tabで切り替え可能
# またはCLI引数で指定
claude --permission-mode acceptEdits

/configコマンドの便利な使い方

/config は単一の値を直接指定できるので、素早い設定変更に便利です。

# よく使うパターン
/config theme=dark
/config verbose=true
/config effortLevel=high

初期設定チェックリスト

以下を上から順に確認していきましょう。

  • テーマを自分のターミナルに合わせて設定した
  • デフォルトモデルを選択した
  • プロジェクトで使うコマンドを allow リストに追加した
  • 危険な操作を deny リストに追加した
  • .env ファイルを deny に追加してセキュリティを確保した
  • 設定ファイルの使い分け(ユーザー/プロジェクト/ローカル)を理解した
  • JSON Schemaを設定ファイルに追加した
  • 自動メモリと自動コンパクトが有効になっていることを確認した

まとめ

  • /config コマンドを使えば対話的に設定を進められる
  • モデルはタスクに応じてSonnet(日常)とOpus(複雑な判断)を使い分ける
  • 権限の allow / deny リストは最初に設定しておくと承認の手間が激減する
  • 設定ファイルはチーム共有用と個人用で場所を分ける
  • チェックリストを使って漏れなく初期設定を完了させよう